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無人島での伐採業務

今回の事例紹介では無人島の伐採風景をご紹介いたします。記事を見ている皆さまの中には「なぜ無人島?」と思われるかもしれませんが、人の住んでいる島に電力を送るための鉄塔や送電線の中継ポイントになっています。どうやって無人島まで行くのかといえば、漁船をチャーターして島まで送ってもらって、作業終了時刻になったら所定の場所まで迎えに来てもらえるように手配しています。


暑さ対策は万全に!水分をしっかり取りながら伐採をすすめます。

当日は写真をみていただくと分かるように快晴(暑いです‥)です。メンバーは空調付きの作業着を着て、水分を十分に取りながら、区切りごとに日陰で休憩しながら伐採を進めていきます。今回は木々の日陰に守られていたので、見た目よりも暑さをしのぐことができました。

伐採業務の大切さ

下の写真にあるように、電柱に向かう道を人が歩きやすいように伐採していきます。では何故この伐採が重要なのかを改めてお伝えしたいと思います。例えば6月〜9月は梅雨、台風、秋雨などもあって雨が多く、近年では災害級の豪雨になることも少なくありません。そんな時に停電を経験された方もいると思います。

そういった停電の際には、原因となっている電力設備まで電力会社さんが向かって復旧対応することになります。そんな時に設備に通じる道や鉄塔の下が荒れ放題では、目的の場所にたどり着くこともままなりません。そういった時のためにも電力設備周辺の伐採業務は重要な業務なんです。


1年たてば草木が鬱蒼と茂っています

写真は鉄塔の真下です。昨年も訪れていたのですが、1年も経てばご覧のとおり草木が生い茂っています。草刈り機で刈っていく担当、刈ったあとを片付けていく担当に分かれてモクモクと業務をこなしていきます。この辺りは日陰もないので、適度に水分補給をしながら進めていきます。安全が第一ですからね!


社長は元気です

昨年は暑さにやられていた社長も、今年は空調付きのウェアも絶好調でご覧の通り元気です。

新メンバーとともにこの島の終点にたどりつきました。

鉄塔から電柱にそって次の鉄塔まで‥そして山を下ってついにこの島のゴール地点へ。向こうには迎えの船が見えていますね!今回は入社1年未満の新メンバーさんとチームを組んで回りました。新メンバーは伐採後に散らばった草木を整理しながら、歩きやすいように道を整える役目です。こんな具合にベテランと新メンバーが役割分担しながら無人島の伐採を無事に終えることができました。